夏目漱石 『坑夫』 ――自分は火のない囲炉裏の傍に坐って、夜明まで考えつづけていた。 その考えはあとから、あとから、仕切りなしに出て来たが、いずれも干枯びていた。 涙も、情も、色も香もなかった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア