そんなもの、どっちだっていいじゃないか、と内心の声は叫んでもいた。
けれども、かっぽれは、どうやら僕を尊敬したようである。
これからも俳句の相談に乗ってくれと、まんざらお世辞だけでもないらしく真顔で頼んで、そうして意気揚々と、れいの爪先き立ってお尻を軽く振って歩く、あの、音楽的な、ちょんちょん歩きをして自分のベッドに引き上げて行き、僕はそれを見送り、どうにも、かなわない気持であった。
そんなもの、どっちだっていいじゃないか、と内心の声は叫んでもいた。
けれども、かっぽれは、どうやら僕を尊敬したようである。
これからも俳句の相談に乗ってくれと、まんざらお世辞だけでもないらしく真顔で頼んで、そうして意気揚々と、れいの爪先き立ってお尻を軽く振って歩く、あの、音楽的な、ちょんちょん歩きをして自分のベッドに引き上げて行き、僕はそれを見送り、どうにも、かなわない気持であった。