太宰治 『パンドラの匣』 時々こっそり、裏のテニスコートなどに降りてみる事はあっても、正々堂々の外出の許可を得たのは、僕がここへ来てからはじめての事であった。 僕は松の幹を撫でた。 松の幹は生きて血がかよっているものみたいに、温かかった。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア