太宰治 『パンドラの匣』 恋文というものであろうか、何やら、まるで見当がつかない。 あんな常識円満のおとなしそうな西脇つくし殿も、かげでこんな馬鹿げた手紙を書くとは、まことに案外なものである。 おとなというのは、みんなこのような愚かな甘い一面を隠し持っているものであろうか。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア