太宰治 『パンドラの匣』 その夜は、そんな事で、格別の異変も無く寝に就いたが、夜明けちかく、ふと眼がさめた。 廊下の残置燈の光で部屋はぼんやり明るい。 枕元の時計を見ると、五時すこし前だった。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア