太宰治 『パンドラの匣』 いくらマア坊が滅茶な女だって、まさか、こんな時間に。 僕も案外、ロマンチストだ、と苦笑してベッドにもぐったが、どうにも気になる。 しばらくして、遠くの洗面所のほうから、しゃっしゃっというお洗濯でもしているような水の音が幽かに聞えて来た。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア