太宰治 『パンドラの匣』 まさか、窓の外に女の顔が見えた、なんて馬鹿らしい事は言えない。 自分の心が濁っていたから、あんな幻影も見えたのだろう。 いやらしい空想に胸をおどらせて、はだしで廊下へ飛び出して来た自分の姿を、あさましく、恥かしく思った。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア