太宰治 『パンドラの匣』 これと似たような気持を、僕は去年の春にも、一度味わった。 去年の春、中学校を卒業と同時に肺炎を起し、高熱のためにうつらうつらして、ふと病床の枕元を見ると、中学校の主任の木村先生とお母さんが笑いながら何か話合っている。 あの時にも、僕は胆をつぶした。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア