太宰治 『パンドラの匣』 それこそ、まさに、眠れる獅子のように見えた。 僕たちは顔を見合せ、ひそかに首肯き、二人一緒に思わず深い溜息をついたっけね。 緊張のあまり、僕たちは、話も何もろくに出来ず、窓を背にして立ったまま、ただ黙ってレコオドの放送を聞いていたっけ。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア