太宰治 『パンドラの匣』 越後も食事がすんだらしく爪楊枝を使いながら、にやにや笑って言った。 どうも、けさは機嫌がよすぎて、かえって気味が悪い。 娘さんは顔を赤くして、ためらいながらも枕元に寄って来て、菊の花をみんな花瓶から抜いて、挿し直しに取りかかった。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア