夏目漱石 『行人』 「だって……」とお兼さんは絽の羽織を両手で持ちながら、夫の顔を見上げた。 自分は梯子段の中途で、「奥さんいらっしゃい」と云った。 洋服を着て下へ降りて見ると、お兼さんはいつの間にかもう着物も帯も取り換えていた。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア