太宰治 『新ハムレット』 あれは、あたしが、新調の赤いドレスをその朝はじめて着てみた日の事でございましたが、あたしは、悲しいやら、くやしいやらで、自分の赤いドレスが緑色に見えてなりませんでした。 うんと悲しい時には、赤い色が緑色に見えるようでございます。 王妃。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア