姉さんには逢いたいけれど、旦那さまの鈴岡氏は、また、えらく兄さん振って、僕の事を坊や、坊やと呼ぶんだから、かなわない。
豪傑肌とでも言うんだろうが、「坊や」は言い過ぎであると思う。
十七にもなって、「坊や」と呼ばれて、「はい」なんて返事するのは、いやなことだ。
姉さんには逢いたいけれど、旦那さまの鈴岡氏は、また、えらく兄さん振って、僕の事を坊や、坊やと呼ぶんだから、かなわない。
豪傑肌とでも言うんだろうが、「坊や」は言い過ぎであると思う。
十七にもなって、「坊や」と呼ばれて、「はい」なんて返事するのは、いやなことだ。