太宰治 『正義と微笑』 ついたちと二日の、あの地獄の狂乱が、いまでは夢のように思われる。 二日の朝、未明に起きて、トランクに身のまわりのものをつめ、こっそり家を脱け出した。 お金は、ついたちの朝にもらった四月分のお小遣い二十円が、まだ半分以上も残っている。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア