太宰治 『冬の花火』 栄一の事はもうあきらめている。 戦地からのたよりが無くなってから、もう三年経つ。 あれの部隊が南方の何とやらいう小さい島を守りに行ったという事だけは、わかっているが、栄一はいま無事かどうか、さっぱりわからぬ。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア