太宰治 『不審庵』 ちょっとあきかけても、またぴしゃりとしまる。 四、五度もみ合っているうちに、がたりと襖がはずれて私たち三人は襖と一緒にどっと三畳間に雪崩れ込んだ。 先生は倒れる襖を避けて、さっと壁際に退いてその拍子に七輪を蹴飛ばした。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア