太宰治 『帰去来』 翌る日、私は皆と別れて青森へ行き、親戚の家へ立寄ってそこへ一泊して、あとはどこへも立寄らず、逃げるようにして東京へ帰って来た。 十年振りで帰っても、私は、ふるさとの風物をちらと見ただけであった。 ふたたびゆっくり、見る折があろうか。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア