太宰治 『姥捨』 苦笑しながら、かず枝の肩をゆすぶった。 かず枝は、安楽そうに眠りこけていた。 深夜の山の杉の木は、にょきにょき黙ってつっ立って、尖った針の梢には、冷い半月がかかっていた。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア