やがて、ふるさとで十八の歳を送り、十九歳になった元旦、眼をさましてふと枕元に置かれてある十枚ほどの賀状に眼をとめたというのである。
そのうちのいちまい、差出人の名も記されてないこれは葉書。
――私、べつに悪いことをするのでないから、わざと葉書に書くの。
やがて、ふるさとで十八の歳を送り、十九歳になった元旦、眼をさましてふと枕元に置かれてある十枚ほどの賀状に眼をとめたというのである。
そのうちのいちまい、差出人の名も記されてないこれは葉書。
――私、べつに悪いことをするのでないから、わざと葉書に書くの。