太宰治 『新釈諸国噺』 女房からその貧病の妙薬を示されて、原田内助、よろこぶかと思いのほか、むずかしき顔をして、「この金は使われぬぞ。 とかすれた声で、へんな事を言い出した。 女房は、こりゃ亭主もいよいよ本当に気が狂ったかと、ぎょっとした。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア