太宰治 『新釈諸国噺』 行燈のひかり薄しといえども、この山崎の眼光には狂いはない。 ときっぱり言い放てば、他の六人の客も口々に、たしかに十枚あった筈と言う。 皆々総立ちになり、行燈を持ち廻って部屋の隅々まで捜したが、小判はどこにも落ちていない。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア