けさ家を出る時に、いつものとおり小銭四十文、二度くりかえして数えてたしかめ、この火打袋に入れて、それから役所で三文使った。
それゆえ、いまこの火打袋には三十七文残っていなければならぬ筈だが、こぼれ落ちたのは十文くらいであろうか。
とにかく、火打袋の中の残金を調べてみるとわかるのだが、川の真中で銭の勘定は禁物である。
けさ家を出る時に、いつものとおり小銭四十文、二度くりかえして数えてたしかめ、この火打袋に入れて、それから役所で三文使った。
それゆえ、いまこの火打袋には三十七文残っていなければならぬ筈だが、こぼれ落ちたのは十文くらいであろうか。
とにかく、火打袋の中の残金を調べてみるとわかるのだが、川の真中で銭の勘定は禁物である。