太宰治 『新釈諸国噺』 夜を徹したってかまわぬ。 暗い河原にひとり坐って、青砥は身じろぎもしなかった。 やがて集って来た人足どもに青砥は下知して、まず河原に火を焚かせ、それから人足ひとりひとりに松明を持たせ冷たい水にはいらせて銭十一文の捜査をはじめさせた。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア