暗い河原にひとり坐って、青砥は身じろぎもしなかった。
やがて集って来た人足どもに青砥は下知して、まず河原に火を焚かせ、それから人足ひとりひとりに松明を持たせ冷たい水にはいらせて銭十一文の捜査をはじめさせた。
松明の光に映えて秋の流れは夜の錦と見え、人の足手は、しがらみとなって瀬々を立ち切るという壮観であった。
暗い河原にひとり坐って、青砥は身じろぎもしなかった。
やがて集って来た人足どもに青砥は下知して、まず河原に火を焚かせ、それから人足ひとりひとりに松明を持たせ冷たい水にはいらせて銭十一文の捜査をはじめさせた。
松明の光に映えて秋の流れは夜の錦と見え、人の足手は、しがらみとなって瀬々を立ち切るという壮観であった。