と真顔で叫んで、とうとう十一文、自分ひとりで拾い集めた振りをした。
岸の青砥は喜ぶ事かぎりなく、浅田から受け取った十一文を三度も勘定し直して、うむ、たしかに十一文、と深く首肯き、火打袋にちゃりんとおさめて、にやりと笑い、
「さて、浅田とやら、このたびの働きは、見事であったのう。
と真顔で叫んで、とうとう十一文、自分ひとりで拾い集めた振りをした。
岸の青砥は喜ぶ事かぎりなく、浅田から受け取った十一文を三度も勘定し直して、うむ、たしかに十一文、と深く首肯き、火打袋にちゃりんとおさめて、にやりと笑い、
「さて、浅田とやら、このたびの働きは、見事であったのう。