太宰治 『新釈諸国噺』 なんとしてもきょうのうちに、この大井川を渡って島田の宿に着かなければ、西国武士の名折れだぞ。 蛸め、つづけ。 と駒に打ち乗り、濁流めがけて飛び込もうとするので式部もここは必死、篠つく雨の中を蓑も笠もほうり投げて若殿の駒の轡に取り縋り、 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア