まことの臆病者の丹三郎は、口ではあんな偉そうな事を言ったものの、蛸め、つづけ!
と若殿に言われた時には、くらくらと眩暈がして、こりゃもうどうしようと、うろうろしたが、式部が若殿をいさめてくれたので、ほっとして、真青な顔に奇妙な笑いを無理に浮べ、「ちえ、残念。
と言った。
まことの臆病者の丹三郎は、口ではあんな偉そうな事を言ったものの、蛸め、つづけ!
と若殿に言われた時には、くらくらと眩暈がして、こりゃもうどうしようと、うろうろしたが、式部が若殿をいさめてくれたので、ほっとして、真青な顔に奇妙な笑いを無理に浮べ、「ちえ、残念。
と言った。