夏目漱石 『行人』 自分は胸がまたわくわくし出した。 「姐さんここの電話も切れてるのかね」と云って、答えも待たずに風呂場に近い電話口まで行った。 そこで帳面を引っ繰返しながら、号鈴をしきりに鳴らして、母と兄の泊っている和歌の浦の宿へかけて見た。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア