太宰治 『新樹の言葉』 炎々と燃えている。 宿からは、よほど離れている。 けれども、今夜は全くの無風なので、焔は思うさま伸び伸びと天に舞いあがり立ちのぼり、めらめら燃える焔のけはいが、ここまではっきり聞えるようで、ふるえるほどに壮観であった。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア