太宰治 『新樹の言葉』 ふと見ると、月夜で、富士がほのかに見えて、気のせいか、富士も焔に照らされて薄紅色になっている。 四辺の山々の姿も、やはりなんだか汗ばんで、紅潮しているように見えるのである。 甲府の火事は、沼の底の大焚火だ。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア