自分はこの時の自分の心理状態を解剖して、今から顧みると、兄に調戯うというほどでもないが、多少彼を焦らす気味でいたのはたしかであると自白せざるを得ない。
もっとも自分がなぜそれほど兄に対して大胆になり得たかは、我ながら解らない。
恐らく嫂の態度が知らぬ間に自分に乗り移っていたものだろう。
自分はこの時の自分の心理状態を解剖して、今から顧みると、兄に調戯うというほどでもないが、多少彼を焦らす気味でいたのはたしかであると自白せざるを得ない。
もっとも自分がなぜそれほど兄に対して大胆になり得たかは、我ながら解らない。
恐らく嫂の態度が知らぬ間に自分に乗り移っていたものだろう。