太宰治 『津軽』 弟は大きくなるにつれて無口で内気になつてゐた。 私たちの同人雑誌にもときどき小品文を出してゐたが、みんな気の弱々した文章であつた。 私にくらべて学校の成績がよくないのを絶えず苦にしてゐて、私がなぐさめでもするとかへつて不気嫌になつた。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア