太宰治 『津軽』 山麓の温泉である。 ここには、津軽藩の歴史のにほひが幽かに残つてゐた。 私の肉親たちは、この温泉地へも、しばしば湯治に来たので、私も少年の頃あそびに行つたが、浅虫ほど鮮明な思ひ出は残つてゐない。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア