太宰治 『津軽』 とN君は突き放すやうな口調で言つて、ズボンのバンドをしめ上げ、「僕たちだつて、なほしたんぢやないか。 N君も、私も、永い間、呼吸器の病気と闘つて来たのである。 N君はひどい喘息だつたが、いまはそれを完全に克服してしまつた様子である。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア