太宰治 『津軽』 Mさんはお寺の庫裏のはうに行き、やがて新聞紙と紐を持つて来て、問題の鯛を包んで私のリユツクサツクにいれてくれた。 私は、ほつとして、お寺の山門を見上げたりなどしたが、別段すぐれた建築とも見えなかつた。 「たいしたお寺でもないぢやないか。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア