太宰治 『津軽』 出発真際に、兄のところへお客さんが見えたので、私たちだけ一足さきに出かけた。 モンペに白足袋に草履といふいでたちであつた。 二里ちかくも遠くへ出歩くなどは、嫂にとつて、金木へお嫁に来てはじめての事かも知れない。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア