太宰治 『津軽』 木造町へ来た事も無い。 或いは私の幼年時代に、誰かに連れられて遊びに来た事はあつたかも知れないが、いまの私の記憶には何も残つてゐない。 Mの家の当主は、私よりも四つ五つ年上の、にぎやかな人で、昔からちよいちよい金木へも遊びに来て私とは顔馴染である。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア