太宰治 『津軽』 ほつとして、その飲ませる家はどこだ、と聞いて、その家を教はり、行つて見ると、意外に小綺麗な料亭であつた。 二階の十畳くらゐの、海の見える部屋に案内され、津軽塗の食卓に向つて大あぐらをかき、酒、酒、と言つた。 お酒だけ、すぐに持つて来た。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア