太宰治 『津軽』 中里から以北は、全く私の生れてはじめて見る土地だ。 津軽の遠祖と言はれる安東氏一族は、この辺に住んでゐて、十三港の繁栄などに就いては前にも述べたが、津軽平野の歴史の中心は、この中里から小泊までの間に在つたものらしい。 バスは山路をのぼつて北に進む。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア