太宰治 『葉』 つめたい霧のなかに永いこと立ちつづけていたが、誰もふりむいて呉れなかった。 橋のむこう側にいる男の乞食が、松葉杖つきながら、電車みちをこえてこっちへ来た。 女の子に縄張りのことで言いがかりをつけたのだった。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア