太宰治 『葉』 あるじは固くなって言った。 雲呑は十銭であるが、叉焼雲呑は二十銭なのである。 女の子は暫くもじもじしていたが、やがて、雲呑の小鉢を下へ置き、肘のなかの花束からおおきい蕾のついた草花を一本引き抜いて、差しだした。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア