しかしそれは歴乎とした謡手が本気に各自の役を引き受けた場合で、今聞かせられているような胡麻節を辿ってようやく出来上る景清に対してはほとんど同情が起らなかった。
やがて景清の戦物語も済んで一番の謡も滞りなく結末まで来た。
自分はその成蹟を何と評して好いか解らないので、少し不安になった。
しかしそれは歴乎とした謡手が本気に各自の役を引き受けた場合で、今聞かせられているような胡麻節を辿ってようやく出来上る景清に対してはほとんど同情が起らなかった。
やがて景清の戦物語も済んで一番の謡も滞りなく結末まで来た。
自分はその成蹟を何と評して好いか解らないので、少し不安になった。