太宰治 『二十世紀旗手』 だんだん上に昇ったつもりで、得意満面、扇子をさっとひらいて悠々涼を納めながらも、だんだん下に落ちて行く。 五段落して、それから、さっと三段あげる。 人みな同じ、五段おとされたこと忘れ果て、三段の進級、おめでとう、おめでとうと言い交して、だらしない。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア