太宰治 『老ハイデルベルヒ』 そう言い捨てて又二階へ上り、其の「ロマネスク」という小説を書き続けて居ると、又も、佐吉さんの一際高い声が聞えて、 「酒が強いと言ったら、何と言ったって、二階の客人にかなう者はあるまい。 毎晩二合徳利で三本飲んで、ちょっと頬っぺたが赤くなる位だ。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア