なかでも、「奪い合い」という長編戯曲に就いては私は、いまでも、その中の人物の表情までも、はっきり思い出すことができるのであります。
長兄が三十歳のとき、私たち一家で、「青んぼ」という可笑しな名前の同人雑誌を発行したことがあります。
そのころ美術学校の塑像科に在籍中だった三男が、それを編輯いたしました。
なかでも、「奪い合い」という長編戯曲に就いては私は、いまでも、その中の人物の表情までも、はっきり思い出すことができるのであります。
長兄が三十歳のとき、私たち一家で、「青んぼ」という可笑しな名前の同人雑誌を発行したことがあります。
そのころ美術学校の塑像科に在籍中だった三男が、それを編輯いたしました。