顔も、左団次みたいな、立派な顔をしていました。
長兄の顔は、線が細く、松蔦のようだと、これも家中の評判でありました。
ふたり共、それをちゃんと意識していて、お酒に酔ったとき、掛合いで左団次松蔦の鳥辺山心中や皿屋敷などの声色を、はじめることさえ、たまにはありました。
顔も、左団次みたいな、立派な顔をしていました。
長兄の顔は、線が細く、松蔦のようだと、これも家中の評判でありました。
ふたり共、それをちゃんと意識していて、お酒に酔ったとき、掛合いで左団次松蔦の鳥辺山心中や皿屋敷などの声色を、はじめることさえ、たまにはありました。