太宰治 『父』 七つ八つの私は、それを見て涙を流したのであるが、しかし、それは泣き叫ぶ子供に同情したからではなかった。 義のために子供を捨てる宗吾郎のつらさを思って、たまらなくなったからであった。 そうして、それ以来、私には、宗吾郎が忘れられなくなったのである。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア