太宰治 『父』 結局、私は私の全収入を浪費して、ひとりの人間をも楽しませる事が出来ず、しかも女房が七輪一つ買っても、これはいくらだ、ぜいたくだ、とこごとを言う自分勝手の亭主なのである。 よろしくないのは、百も承知である。 しかし私は、その癖を直す事が出来なかった。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア