太宰治 『畜犬談』 長ずるに及んで、いよいよこの犬の無能が暴露された。 だいいち、形がよくない。 幼少のころには、も少し形の均斉もとれていて、あるいは優れた血が雑っているのかもしれぬと思わせるところあったのであるが、それは真赤ないつわりであった。 太宰治の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア