阿蘭陀人は、とんとわからぬ、と答えた。
だいいち阿蘭陀人には、ロオマンの言葉がわからぬうえに、まして、その言うところは半ば日本の言葉もまじっているのであるから、猶々、聞きわけることがむずかしかったのであろう。
長崎では、とうとう訊問に絶望して、このことを江戸へ上訴した。
阿蘭陀人は、とんとわからぬ、と答えた。
だいいち阿蘭陀人には、ロオマンの言葉がわからぬうえに、まして、その言うところは半ば日本の言葉もまじっているのであるから、猶々、聞きわけることがむずかしかったのであろう。
長崎では、とうとう訊問に絶望して、このことを江戸へ上訴した。